社員インタビュー

コンセプト設計から切り込んだプロジェクトマネジメントも、チームビルディングも。

ディレクション部 チーフ ディレクタ

M・T

途中入社 / 4年目

アイデアを、かたちに

前職で、システムエンジニアからWebディレクタに転向、ディレクションをやっていこうと思った矢先、
新しいサービスのアイデアが浮かんだ。

実際に作れるところはないかと考え、アップフロンティアにたどり着く。
「新しいことも手掛けているし、技術を持ったエンジニア集団。
ここにディレクタとして入れば何か新しいことができるのではないか、そう考えました。」

サービスを作りたいと門を叩き、4年目。
今、VOD担当のディレクタとして現場で連携しながら、コンセプト設計からシナリオづくり、
要件定義、エンジニアへの開発依頼までを担う。

動画配信のアプリのリニューアルでは、2年かけてようやくリリースまで漕ぎ着けた。
「入社して半年は他の案件を担当しましたが、それ以降、ずっと関わってきたのがこのリニューアル。
最初から最後までどっぷり浸ってきたので、やり切った感じがあります。」

納得する、そして、わかり合う

チームメンバーは10名。
プロジェクトを率いるものとして、チームも個人を見ることが求められる。
「チームのマネージメントについては最も気を配ります。
自分の働きかけ次第で、チームはいかようにも変わる。そこに可能性を感じています。」

わかり合うことを大切にする。
「双方がわかり合い、納得して取り組む、そこを大切にしています。
納得できないものは、前のめりでできないしいいアウトプットもできない。
みんなが納得するために、きちんと言語化する。言葉に落とし込んで、ちゃんと伝える、そこを意識します。」

今、人と人が会うことが制限される事態が世界を覆っている。
この先も、こうした状態が続く中、チームのマインドを変えていくにはどうすればいいのか。
受け身ではなく、個々が能動的に動けるようなチームにできないか。
「今までは、対面で身振り手振りを交えて話すことで分かり合えたところが多分にありました。
それができなくなり、画面越し。会って話せないのなら、コミュニケーションを大切にしょう、
そう繰り返し、メンバーには、なるべくきめ細かく伝えることの重要性を説き続けました。」

2ヵ月くらい経った時、ガラッと変わる瞬間があった。
「こうしたらいいのでは、という提案がメンバーから出てくるようになり能動的な動きが感じられた。
自分がいなくても動けるチームになって来た、そう感じられた時は嬉しかったですね。
手探りでトライ&エラーを繰り返しながら、自分もチームも一緒に成長できたと思います。」

流さず、振り返る

振り返りを心がける。
「放っておくと日々流されてしまうので、週単位でスケジュールを確認しながら
"今週は何をしたか"、"どう思ったか"、"どう対処したか"を書き出し、思い返すようにしています。
起こったことは決して流さない。心に留めて、その時の気持ちや反応、言動をもう一度、掘り起こして、向き合う。
そのことで見えてくるものがあります。」

人は、できることなら、嫌な思いや後悔には蓋をしたい。
でも、そこをあえて掘り出し、その時の自分と誠実に向き合う。それが次につながっていく。
今後は、ビジネスモデルを1から構築してみたい。
「アップフロンティアのプロダクトとして、マネタイズまで考えたバランスの取れたものを手掛けてみたい。
そして、下を育て、チームの力を高めていく。一人でできることには限界があります。
チームで動くのが性に合っているし、助け合いながらやっていくことが好きです。
そういうものをチーム・アップフロンティアとしてみんなで考え、手がけていきたい。」

真っ直ぐで正直であること、そこに、ディレクタの軸がある。

VIEW POINT

入社したての頃は、前のめりだったという。
それが今は、理想的なディレクタであり、組織人。
システム、マーケティングについても、よく勉強している。
努力は、人を変える。それでも言葉の端々に、秘めた熱量を感じ、ノイズ系ミュージシャンだった頃の姿が垣間見える。
やはり真っ直ぐな生き方は変わらない。

インタビュワー:高梨 哲